初日の出の撮影方法

ちょっと気が早いようですが、そろそろ初日の出撮影される方は計画を立てはじめるのではないでしょうか？来年は2010年、平成22年の寅年。一年のはじまりは、ばっちりと初日の出の写真を撮って、明るく新年を迎えたいですよね。
今回は初日の出の撮影方法についてご紹介したいと思います。

初日の出撮影で必要なもの

• 三脚

  無くてもいいのですが、安定した画作りのためにあると便利です。初日の出の撮影は冷え込みがきついですので、三脚が非常に冷たくなります。レッグウォーマー付きの三脚が便利です。

• レリーズシャッター

  望遠での撮影が主になりますので、カメラブレを防ぐためにもあった方が便利でしょう。

• 予備バッテリー

  寒い冬の撮影ですと、バッテリーの消耗が早い※ですので、予備のバッテリーを持っていかれることもオススメします。
  ※過去記事「低い温度条件ではバッテリーの持ちが悪くなる」参照

• テレコンバーター

  太陽を大きく撮る為には手軽に焦点距離を伸ばせるテレコンバーターも便利です。しかし、F値も暗くなりますのでブレ対策は万全に行って下さい。

• レンズフード・サンシェード

  初日の出の撮影はもろに逆光を撮りますので、レンズフードはあった方がいいでしょう。またサンシェードのような日よけもあると、フレアやゴーストの発生を減らすことができます。

初日の出の撮影について

初日の出の撮影は、場所選びが最も重要です。また、日の出時刻や天気など、新聞やネットで調べて、事前の計画をしっかり立てましょう。また、朝の撮影は放射冷却で特に冷えますのでしっかりと防寒対策をしましょう｡
日の出は刻々と色調や光の加減が変化します。露出補正を上手に使って、微妙な色味の変化を再現して下さい。
ホワイトバランスも上手に使って、見た目に近い色を再現したり、印象的な表現をしてみたり色々と楽しみながら撮影してみて下さい。RAW※で撮影すると、撮影後にパソコンで色々とパラメータを触れますので、便利です。
※「RAWとは？」

一年の初めに素敵な写真を撮ってその年の祈願をしましょう。

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