デジタル一眼レフカメラで風景写真を撮る方法
デジタル一眼レフカメラで、風景写真を撮るとき、モードダイヤルはどこに合わせたらいいのでしょう?また、広い風景写真を撮るときのピントはどこに合わせたらいいのでしょう?
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慣れないうちは「風景」モード、状況に応じて撮りたいなら「A(Av)」モードで
モードダイヤルに山の絵文字で示された風景モードを選択すると、カメラが風景撮影に適した設定を自動的に選んでくれます。メーカーや機種によって設定が異なりますが、「P」モード選択時よりもレンズの絞りを絞り気味(F値の数字が大きい絞り)にし、彩度やコントラストがやや上がって鮮やかな発色の写真になるのが一般的です。簡単にキレイな風景写真が撮れるので、慣れないうちは「風景」モードを利用するといいでしょう。
ただし、こうしたシーンモード(モードダイヤルに絵文字で表示されているもの)では、撮影者が任意で設定を変更することができません。少し慣れて、撮影データの仕組みがある程度わかるようになったら、露出やホワイトバランス、被写界深度(ピントの合う範囲)などを調整して思いどおりの写真が撮れる「A(Av)」モードの選択もおすすめします。
風景写真のピントの合わせ方
ピント合わせの基本は、撮りたいものにしっかりピントを合わせることです。広い風景でも特に気になる部分があるはずです。そこにピントが合っていないと想いが伝わらず、何を写したかったのかわからない写真になってしまいます。
複数のフォーカスフレーム(=測距点)を持つデジタル一眼レフでは、初期設定のままだと、そのうちのどこかでピントが合うピントが固定され、シャッターが切れる状態になります。しかし、カメラ任せのオートフォーカスは手前のものにピントを合わせようと働くので、撮りたいものや思ったところにピントが合わないこともあります。そこで、フォーカスフレームを「中央」に設定し、撮りたいものをファインダーの中央で捉えてピントを合わせ、半押ししたまま構図を微調整して撮影することをおすすめします。また、構図を決めてからピントを合わせたい位置にあるフォーカスフレームを選択することもできます。
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