デジイチをもっとカラフルに。もはやミドル機の風格漂う「PENTAX K-r」発表
昨日、いよいよPENTAX K-xの後継機、PENTAX K-rが発表されました。
発売は2010年10月中旬の予定です。
私は、カメラの新商品発売や普通のニュースなど日々情報を収集するのにRSSリーダーを使用しています。
昨日は新着で届くRSSフィードがこのPENTAX K-r関連のニュースばかりで、今まで発売されたカメラとは比べ物にならないほどの数のフィード数でした。
カメラ関連のサイトはもちろんですが、その他一般紙のニュースでも取り上げられており、このカメラへの各界の注目度の高さを感じました。
さて、今日はそのPENTAX K-rの情報K-xと比較しながらカラフルにまとめてみたいと思います。
PENTAX K-x後継機K-rいよいよ発表
レギュラーカラーは赤からピンクへ
PENTAX K-xのレギュラーカラーは黒、白、赤の三色でしたが、今回は赤のレギュラーカラーを女性に人気の高いピンクに変更されています。
赤は案外売れなかったのでしょうか?
そういえばあまり見かけたことがないような気がしますね。
ボディ12色グリップ10色の120色から選べるオーダーカラー
K-xはボディ20色グリップ5色からの全100色のオーダーカラーでしたが、K-rはボディ12色グリップ10色の全120色のオーダーカラーになります。
ボディカラーが20色から12色に減ったのはちょっと残念ですが、グリップが10色全部から選択出来るのはとてもいいです。
K-rカラーシミュレーターで自分の色を見つけられます
K-rカラーシミュレーターでボディとグリップ、レンズの各色を自由に変更しながら、様々な角度から見ることが出来ます。
ボディ12色、グリップ10色、さらに新たに発売されるDA35mmの単焦点レンズ12色の計1440色のカラーパターンを試すことが出来ます。
自分だけの配色を見つけて全方向から確認することも出来ます。
K-xのオーダーカラーは2010年9月末日で終了
従来のオーダーカラー受注サービス「PENTAX K-x 100colors,100styles.」は、2010年9月末日で終了となります。
10月以降は、レギュラーカラー3色の販売となります。
K-xのオーダーカラーを買おうと思ってる方はお早めに注文して下さい。
ボディ単体での発売も予定
K-xでは、ボディ単体の発売はありませんでしたが、K-rはボディ単体での発売もあるそうです。
K-xからの買い替えも視野に入れてのことでしょうね。
ボディ単体での発売は非常にうれしいです。
その他、レンズキット(smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL付)と、ダブルズームキット(レンズキットに加え、smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8ED付)
グリップだけの交換サービス
K-xにはなかった新たなサービスで、グリップだけを交換出来るサービスも始まります。
2010年11月中旬開始予定で5,250円でお好きな色のグリップに交換することが出来ます。
ミドル機をも凌ぐ高スペック
- 撮像素子は、APS-Cサイズの1240万画素CMOSセンサーを採用
- 画像処理エンジンには、ハイエンド機である「PENTAX 645D」で使用されている「PRIME II」を搭載
- ISO感度は200~1万2800を常用でき、拡張設定時には100~2万5600まで設定可能
- 連写は約6コマ/秒
- K-xにはなかったスーパーインポーズを搭載
撮像素子を1240万画素に抑えたのは私的にはかなり高ポイントです。
ISOの常用が12800、拡張設定で25600というのも凄いですね。
画像のノイズなどが気になるところです。
連写が約6コマ/秒というのも、エントリー機トップの性能ですね。
スーパーインポーズを搭載したことも嬉しいことです。
液晶モニターに上下/左右各170度の広視野角の3.0型高精細液晶を採用
K-xは液晶モニターの質が非常によくないと口コミやレビューにもありました。
K-rでは92万画素の3.0型液晶を搭載しており、さらに上下/左右各170度の広視野角なのでバリアングル液晶とまではいきませんが、様々なアングルで撮影が出来そうです。
乾電池と専用電池の両方に対応したバッテリー
K-xは単三電池のみの対応でしたが、K-rのバッテリー2種類に対応しています。
付属のリチウムイオン充電池に加え、単三電池ホルダー(別売、3500円)を使えば、単三電池でも使用できます。
遊び心満載の機能
機能面では、カスタムイメージに「銀残し」を追加。
銀残しとは印画紙の漂白などを省略する特殊な現像処理技術で、高コントラスト・低彩度の画像が得られます。
さらに高速赤外線通信(IrSimple/IrSS)機能を搭載し、同機能を搭載した携帯電話などに、撮影した画像をワイヤレスで送信できます。
K-r同士でも画像交換は可能で、さらに、画像に添付されているExif情報を使った簡単な対戦ゲーム「フォトチャレンジャー」もできます。
残念ながらフルHD撮影対応ではありません
1280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影機能は搭載されていますが、残念ながらフルHD対応とまではいきませんでした。
そこまで望んだら贅沢ですかね。
K-rと同時にDA35mmF2.4ALレンズも発売
35mmのレンズが発売されることは噂でもよく目にしました。
しかし、レンズボディがプラスチック製になるという噂があったのでなぜだろう?と思っていたのですが、カラーバリエーションに対応するためだったんですね。
PENTAXには他に35mmの単焦点レンズDA35mm F2.8 M Limitedがありますが、描写性能の違いなど非常に気になるところです。
ほんとにワクワクさせてくれるほどのK-rの発表でした。
是非とも次はさらに、空気読まないぐらいぶっ飛んだ「K-y」でいってください。
こうなると、9月20日に発表されるであろうK-7の後継機、K-5が非常に気になりますね。
楽しみです。
2010/09/10 | デジタル一眼レフカメラ K-r
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