SDメモリーカードの転送速度の見方とSDHCメモリーカードについて

デジタル一眼レフカメラで撮影した写真はSDメモリーカードに保存されます。最近では、8GBや16GBといった大容量の製品も出てきて、値段も3000円を切るほど安価になってきました。今回は、SDメモリーカードの転送速度の見方や、SDメモリーカードとSDHCメモリーカードとの違いをご紹介します。
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SDメモリーカードの転送速度の見方

メモリーカードはそれぞれの仕様によって書き込みや読み込み作業の速度に違いがあります。また、種類によって速度の表記が異なる場合があります
SDメモリーカードの転送速度は、「○MB/Sec」と表記されています。これは転送速度をそのまま表したもので、「6MB/Sec」なら秒間6MBの転送速度を持っているという意味です。なお、上位規格のSDHCメモリーカードの場合は「class2」「class4」「class6」などに分類されます。規格として、順に「2MB/Sec」「4MB/Sec」「6MB/Sec」の最低転送速度を保障しています。最近では「class10」の商品も出てきて、下の商品は8GBの大容量で、30MB/ Secの転送速度、また最低転送速度10MB/Secを保障する「class10」です。値段も4000円台という非常にコストパフォーマンスに優れたSDメモリーカードです。
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SDHCカードとSDメモリーカードの違い

SDHCカードはSDメモリーカードの上位互換規格です。SDHCは「SD High Capacity」を意味します。24×32ミリの大きさ、9ピンの単指数、誤消去防止スイッチの有無など、外見の違いはほとんどありません。
SDカードは「FAT16」というフォーマット(データ記録方式)に対応しているので、最大容量2GBまで取り扱えます。一方、SDHCメモリーカードは「FAT32」というフォーマットに対応しているので、最大容量32GBまで取り扱えます。
しかし、記録方法に違いがあるので、SDHCカード対応のカードリーダーを用意しないと書き込み/読み込みが行えません。もちろん、デジカメでも対応していない機種ではSDHCカードに写真を記録することはできません。購入される際は、SDHCメモリーカードにカメラも、カードリーダーも対応していることを必ず確認してください。
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