デジタル一眼レフにレンズフードは必要か？役割とは？

昨日、小雨の中写真の撮影に行きました。小雨だから問題ないだろうとたくさんの写真を撮ってきました。しかし、広角で撮影した写真には、残念ながらレンズに付いた雨粒が写りこんでしまいました。レンズフードさえついてれば、この程度の雨なら・・・と後悔するばかり。でも、そもそもデジタル一眼レフにとってレンズフードとはどんな役割を果たし、本当に必要なのでしょうか？

有害な光がレンズに当たるのを防ぎ、画質の低下を防ぐために必要

キレイな写真を撮るのに最も重要なテクニックは、撮りたい被写体が反射する光だけをレンズで取り込むことですが、それはレンズの焦点距離を利用して被写体を周りの風景から切り取るだけでは完了しません。レンズフードを装着することで全方向からレンズに向かってくる光を防ぎ、被写体の方向からやってくる光だけを切り取ることで完了するのです。
写真の描写に必要ない光がレンズに当たると、レンズ内で乱反射などを起こして画質を低下させる原因となります。例えば、コントラストの低下などによって描写のハッキリしない写真になってしまいます。
レンズの焦点距離や構造などによってレンズフードの大きさや形状が変わります。使用するレンズに合ったレンズフードを使うように心がけましょう。
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余談ながら、レンズフードに窓が付いているものがあります。表面反射を抑えるPLフィルターをズームレンズに付けたときはフィルターを回して効果の強弱を付けますが、長いレンズフードを装着すると操作しにくいので、これに対応するための窓です。

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