標準ズームレンズが1本あれば十分では？レンズの種類を見てみる

デジタル一眼レフの最大のメリットは、多種多様なレンズを交換しながら撮影できることです。
標準ズームレンズさえあれば、日常的なスナップを撮影するには十分です。ですが、運動会やスポーツシーンの撮影には望遠レンズが必要になったりします。また、傑作写真を撮るために超広角レンズ等にも興味がわくでしょう。
レンズは「焦点距離」によって描写特性が大きく異なり、この焦点距離によって分類されています。
それではデジタル一眼レフにはどんなレンズがあるのか見てみましょう。

標準ズームレンズ

デジタル一眼レフはボディ単体、または標準ズームレンズとセットで販売されています。初めて購入する際は、レンズが同梱された「レンズキット」を選ぶことが多いと思いますが、そのレンズは3～5倍ズームが一般的です。
日常的なシーンの撮影はこのレンズ1本で十分ですし、このレンズでデジタル一眼レフに慣れることもおすすめです。
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焦点距離100ミリ以上の「望遠レンズ」

遠くの対象物を大きく撮りたい場合などには、望遠レンズが必要です。
この望遠レンズがカメラに同梱された「ダブルズームキット」も人気が高いようです。このセットを買えば、広角から望遠まで撮影目的がハッキリ決まってない方にはオススメです。
焦点距離400ミリ以上の「超望遠レンズ」もあります。望遠レンズは遠くの被写体を近づくことなく大きく撮影でき、さらにボケを利用して被写体を背景から浮き上がらせることもできます。
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焦点距離35ミリ以下の「広角レンズ」

大きな対象物を近くから全体の撮影ができ、さらに独特のパースが描写に与えられます。また、焦点距離20ミリ以下の「超広角レンズ」もあります。
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広角から超望遠までマルチに活躍する「高倍率ズームレンズ」

多少大きく、重いレンズになりますが、広角から超望遠まで1本でカバーする11～15倍の高倍率ズームレンズも便利です。一部のデジタル一眼レフでは、この高倍率ズームレンズを梱包したセットを選べるものもあります。ですが、画質が暗くなりやすいなどの多少のデメリットもあります。
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焦点距離以外の特性で分類されるレンズ

近くによって被写体を大きく撮れる「マクロレンズ」や、超広角レンズよりもさらに広い範囲が撮れ強力な歪みが生じる「魚眼レンズ」、ピント域の角度やパースの描写を制御できる「シフトレンズ」などがあります。
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まず、デジタル一眼レフを購入したら、標準ズームレンズで撮影することに慣れ、それから色々な種類のレンズを試してみてください。
「レンズは財産」と言われるように、レンズが増えると楽しみも倍増します。

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